気色悪りぃ!というのが第一印象ですが、初めて見る生き物。不思議な姿。
「下水溝や便池などの汚水中にすむ」 ハナアブの幼虫らしい。ハナアブはハエの仲間だから ウジなんでしょうがその長いしっぽと スケルトンみたいな体、ハエのウジとはだいぶ違う。
勤め先の作業場の隣には オニグルミの樹が何本か生えており毎年 たくさん実をつけます。でも 誰も採取する人はいません。ときおり 私も少しいただいてゆくことありますが。渋柿同様、人気ありません。
もったいないとでも思った人がいたのでしょう。コンテナボックスにクルミの実をひろいあつめてあったことがありました。いくらか残したままもう一年以上過ぎました。雨水がたまり、落ち葉なども混ざっています。
そのなかに いました。何気なく見たそのコンテナのなかに うねうねと動くものを見たのです。
見た目が悪いから 気分良くないし、だから不快な虫=不快害虫 となって退治される。それは正しい理解ではないように思う。虫 の扱われ方は だいたいは不当だと、虫は思っているだろう。虫がいなければ この世のなか回らないということだってあるのだから。よく観察すれば それほど気色悪く感じることもない、こともあります。
そういえば だいぶ暖かくなって 水たまりの氷がとけていました。
