人気ブログランキング |

削ろう会がありました。

c0045966_22555986.jpg
木工技術の基本的なことを学んだのは
いまの削ろう会の会長さんから。
鉋については とくに深い教えを受けました。

木材を削るようにできている鉋を使い
薄い鉋屑を出して
ニコニコ喜んでいる人たち。
いい会です。

鉋を学び始めて はじめの半年は
毎日3,4時間 砥石に向かっていました。
そして 一年近くたったある日
突然 あっ と感じる時がくる。

理屈ではなく 自分の体が知る感覚で
そうした技能を手にすることは
素直な喜びなのかもしれません。

木工の仕事に私は就きましたが
実際に手鉋を使うことは少なく
あっても 雑な使いかたばかり。

会長さんから お誘いもありましたが
今の私の鉋と腕では 全くお話にならないので
ちょっと見学しただけでした。

鉋は 刃物の出来や研ぎも大切ですが
刃を包む台の作りも重要です。
好みもあります。
鉋一つでも いろんな事柄が絡んでいて
それらがシステム的に調和しなければ
道具として成り立たない。

このあいだテレビ番組の中で
日本が 刃物の名品を生み出すのは
優良な砥石が産出されるから、という話がありました。
地殻変動の激しい日本では
地下深くで生まれる石が地上近くで手にはいる。
よい砥石ががなければ 柔らかい刃物しかつくれない。

いろんな事柄がいろんなところにリンクしている。

c0045966_00053400.jpg








by kinokoji | 2019-05-13 00:10 | 道具 | Comments(0)