手前味噌

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山の中の村に住んでいたころ
大豆の栽培から味噌作りまでを 教えて欲しい
と 村の人に話したら
それじゃ 一緒にやってみるか
となったのだけど、
実際には 途中経過を見るだけで 
用意した容器に詰められて
渡されました。

その村人は 私に意地悪をしたわけではなく
ただ親切心からそうしたのです。
こんなことに わずらわせても… というところでしょうか。

言葉ではなく体験したかった というのが 私のその時の気持ちでしたが
一人暮らしで チャランポラン状態でしたので
味噌は 樽の中で 持て余していました。
そのうち カビでにぎやかに。

結婚する前のかみさんが これを見ています。
なので、
自家製味噌=カビだらけ
という構図が出来て あまり関心がありませんでした。

今住んでいるお隣さんは 毎年味噌を仕込んでいて
それは カビだらけのとは違うようだ と気がついて
試しに作ってみたい と思ったようです。

それで 連休中 味噌作りをしました。
途中ちょっと手をかけて 11月ごろから食べられると。

ネットでも 図書館でも 探せば
作り方の解説は 山と出てくる。
それらを 大いに参考とすることができるけど
肝心なのは 実際にやってみること。

「体験しなければならない」 とは決して思わない。
人は 思考できるのだから。
「体験したことが真実」 だとも思わない。
しばしば 人は 見間違えるのだから。
だけども 
体験した感覚は なんだか 豊かないろどりを私たちに与えてくれるように思う。

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裏山の神社。
googleの画像処理のソフトを使って モノクロ化し、スクラッチをかける。
簡単に ちょっとかっこいい絵にできそうな感じがする。
でも そのうちつまんなくなるような予感もする。

少しは微調整もできるけど
限られた選択範囲のなかだけの話で
現実は 無限といえるヴァリエーションのなかで
選択の余地のない結果を受け止めなければならない。
そのやりとりが スリリングで面白いのでしょう。

私は 手前味噌で 楽しんでいますが。













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by kinokoji | 2018-05-08 01:53 | 食品栄養学 | Trackback | Comments(0)