人気ブログランキング |

たこ罫引

c0045966_19210956.jpg
罫引(けひき) とは 材料に平行線を作るための定規の一種です。
定盤となる板に 楔あるいはねじなどで固定できる棹をさし、
その棹の一端に 小さな刃物、あるいは鉛筆をつける。

棹の出し入れで 必要な距離を決め 平行線をえがく。

木工では頻繁に使われ、
いろいろな距離を 作業の間記憶させておきたい場合もありますので
だんだん数も多くなってしまいます。

罫引の刃だけも 道具屋で売られているので
木のほうは専門なので 自作する場合が多いです。
折れた刃物や ときには 木ねじの頭など使うこともあります。

よく研いだ刃で作った線は 細く、後の作業の上でも都合がいいのですが
場合によっては 刃の跡をつけたくないこともあるので
その時は めあすとして 太いけど鉛筆(シャープペンシル)のけひきを使います。

曲線の場合に 定規面を円にしたり
凸凹面に線が引けるように 定規板を大きくしたものなど
売ってはいないものも自作します。

このほかに 鎌罫引、用途の違うものに割罫引などもありますが
構造的には同じ。

画像の中ほどに 刃の代わりに ノミ幅とおなじに釘を二本差した「鑿罫引」
アルミ製の市販されているサークルカッターも 円の罫引代わりにも使ったりしています。

一枚の定規板の裏表つかって 二本の棹の 二本棹筋罫引(画像なかほどに)。
(裏表 上下で 棹は4本させるけど)

定規板は 基本的に用をなせば どんな形でもよく
工人によって 工夫されている。
かみさんは 楽しいのがいいと タコの形。
タコ型の鉛筆罫引。
c0045966_19205443.jpg
先日 twirl2さんが けがきゲージ なるものを送ってくれた。
ノギスの正確さのついた罫引みたいなもので 便利そうだが
30年間使ってきて 使い慣れてしまった罫引のように使いこなすには
ちょっと時間が必要かもしれない。








by kinokoji | 2018-03-18 21:10 | 道具 | Comments(0)