花台になるということです
2017年 06月 18日
栗の木です。幅は一番広いところで40cm、一番狭いところで25cmほどで、長さ1mに満たない板 2枚から。
高さ40cmで横幅70cmの スツールみたいな台。割れもそのまま。契りを 裏表に入れましたが。できるだけ幅広くと 樹皮をはぎとった野面つき。
樹皮にちかいところは 材を乾燥させている時や 保管中 傷みやすくきれいな野面を見せるのは 意外に大変です。だから 人工的に作ってしまうことが しばしば行われています。木目の流れと違うものを 店先などで見かけます。
クリーム色っぽい栗の木材は水がかかると あくがでてきて 黒っぽくなります。まるで埋もれ木ではないかとおもうほど 色が変わります。それもまたいいと 私は思っているのですが。いい色になるまでには 少し時間が必要です。
カラマツも 使っているうちに 飴色のいい色になります。ただ どんな材でも はじめの明るい木材そのものの色から一旦 色の抜けたしらばっくれた色になります。が そこがスタートです。
カラマツの これはスツール。もちろん花台にもなりますけど。
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